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最新記事:スペイン語圏のあいさつは「キス」!〜スペインとラテンアメリカの違い〜

スペインやラテンアメリカでは、人に会った時、挨拶として「キス」をする習慣があるのをご存知ですか?

日本人にとっての挨拶は「お辞儀」、アメリカなどでは「握手」をする事はよく知られていますが、ラテン文化はさらにオープンで対人距離が近いのが特徴です。

他人に触れること自体があまりない日本人の常識からすると、ビックリする文化かもしれませんが、これはかなり一般的な挨拶の習慣です。

 

スペイン語で、「キス」の事は “beso”(ベソ)といいます。

 

家族、親しい友人、ちょっとした知り合いに会ったとき、または初対面であっても人から紹介を受けた時などには、やはり挨拶としてキス(beso)をします。

 

実はこの挨拶の仕方、同じスペイン語圏であっても、スペインとラテンアメリカにおいて少し違いがあるのです。

 

スペインでは、挨拶のキスをする時、必ず 「2回」キス(dos besos)をします。

キスといっても、実際にはお互いに頬と頬を合わせてチュッと口で音を出す、これを一般的に右頬、左頬の順に行います。

 

一方、ラテンアメリカにおける挨拶のキスは、多くの地域で「1回」だけ(un beso)です。

通常、お互いの右頬を合わせて、スペインと同じようにチュッと口で音を出します。

 

キスと聞くと、実際に相手の頬に唇をつけてキスをするのかと思っていた方も多いかもしれませんが、スペインでもラテンアメリカでも通常は頬と頬を軽くぶつけ、チュッと口で音だけを出しているような形であることが大半です。

この時、気を付けなければならないのは、多くのケースにおいて“右頬から”キスをすると言うことです。つまり自分が相手の左側に入る形です。
これを誤って逆から入ってしまうと、正面で顔が合わさってしまう形になり、かなり気まずい形になりますのでご注意下さい(笑)

 

挨拶のキスをする相手も知っておく必要がありますね。

基本的には「女性同士」、そして「男女間」で挨拶のキスをします。

アルゼンチンなど地域によって例外はありますが、スペインにおいてもラテンアメリカにおいても、その多くの地域では男性同士でキスの挨拶をする事は一般的ではありません。
お互いがゲイの場合を除いて、男性同士の場合は、握手や軽いハグをする事が多いです。

男性の方は、お気を付け下さい!(笑)

 

また、スペイン人やラテンアメリカの人々の多くは、日本などの外国にはこのキスの習慣がないことも理解しています。
そういう理由で、相手が外国人の時は、気を遣ってキスの挨拶をためらう場合もあるようです。

 

日本人には少し抵抗のあるこのキスの習慣、ラテンの国では社交の大切な文化となります。

皆さんも、スペインやラテンアメリカに行く機会があったら、またラテンの人々と交流する機会があれば、挨拶のマナーとして是非チャレンジしてみて下さい。

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