今月のMadridの様子

季節は夏本番となってきましたが、この時期スペインではどんな様子なのでしょうか。

今回はAda先生より、首都マドリッドの写真が届いていますのでご紹介させて頂きます!Ada先生はガリシア出身ですが、大学院での研究でマドリッド在住です。

一言で夏のマドリッドを表現すると「人がいない!」そうです。

先日「スペインの夏休み 〜Vacaciones en España〜」でも紹介をさせて頂きましたが、スペイン人は長い夏期休暇をとります。人口が集中する首都マドリッドは、スペイン中央部の内陸に位置することから、ほとんどの人がビーチを求めてバカンスへ行ってしまいます。そういう理由で、普段は混み合っているマドリッドは、逆に夏は少し閑散とするそうです。

とはいえ、寂しいことだけではありません!夏の間は、屋外でショーやコンサートなど多くのイベントが開催されます。しかも、その多くが無料になるのです。よって、閑散とした街もそのようなイベントに人が集中し、列を作ることもあります。

夏のスペインはとても暑いです。マドリッドも例外ではなく、40度を超えることも日常茶飯事です。また夏は日が長くなり夜10時近くまで明るいことから、イベントの多くは夕方〜夜に開催されます。

あの有名なPlaza Mayor(マジョール広場)でもコンサートが行われ、多くの人が集まっていますね。

夏休みを利用して日本からマドリッドに行かれる方は、普段は喧騒の街もこのシーズンだけはゆったりと過ごす事ができるかもしれません。

ただし、1日の中で最も暑さの厳しいシエスタの時間にあたる14:00〜の数時間は、本当に通りに人がいないといいます。このシエスタの時間(出歩いているのは観光客だけです!)と、夏期休暇中のお店があることには注意が必要です!

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