スペイン北部と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
スペインといえば、バルセロナ、マドリード、アンダルシア地方が日本人には人気のあるメジャーな観光地ですが、意外に知られていないこの北部地域。
別名「緑のスペイン」とも呼ばれ、実は、南部や地中海側とは異なる美しいスポットがたくさんある地域なのです!
この夏、VamosのRika先生がスペイン北部を訪れており、お写真が届いておりますので、皆さんにシェアさせて頂きます!
ここでは北部を3つの記事に分けてお届け致します。
今回はNavarra(ナバラ)州の紹介です。
まずは、ナバラ州の州都でもある「Pamplona (パンプローナ)」です!
パンプローナと聞いてピンとこない方には、あの有名な「牛追い祭り」が開催される街と言った方が分かりやすいかもしれません。
牛追い祭り(サン・フェルミン祭)については以前に本ブログで紹介しておりますが(記事はこちら>)、パンプローナにはこのお祭り以外にも多くの魅力があります。
パンプローナは、ピレネー山脈の美しい自然に囲まれた街で、ローマ時代前の多くの歴史的建造物が残されている旧市街が魅力です。
あの文豪ヘミングウェイが愛した街としても有名で、名作「日はまた昇る」の舞台にもなった街なのです。
写真は、パンプローナ市庁舎。
あの牛追い祭りのスタート地点です。お祭りの時期にはこの場所に世界中から観光客が押し寄せます!
続いて、小さな美しい村の紹介です。
今回Rika先生が訪れたのは、「Olite(オリテ)」というパンプローナからは40km程南に位置する村です。
オリテは、中世の町並みがそのまま保存された可愛らしい村です。
15世紀に建てられた王宮が今も残っており、“パラドール”としてそのお城に宿泊することも可能です。(パラドールに関する以前の記事はこちら>)
そして、Rika先生が訪れたナバラ州のもう1つの村は「Roncal(ロンカル)」です。
同じく日本ではほとんど知られていない山間の小さな村ですが、自然豊かな絵本の中のような町並みです。
このロンカル渓谷で作られる伝統的なチーズ “Queso de Roncal (ケソ・デ・ロンカル)”は、その美味しさからスペイン内外で知られています。
次回は、バスク州編をお届け致します!
つづく…