朗報!日本・スペイン間でワーキング・ホリデー協定!!

ついに日本とスペインの間でワーキング・ホリデーの協定が結ばれました!

今月4日〜7日までの間、フェリペ6世スペイン国王王妃両陛下が国賓として訪日していました。国王夫妻はその間、天皇皇后両陛下や総理大臣夫妻と交流を深めた他、5日にはなんと岸田外務大臣が訪日中のアルフォンソ・ダスティス・スペイン外務・協力大臣との間でワーキング・ホリデーに関する協定の署名を行いました!

みなさんは、このワーキング・ホリデーの制度をご存知ですか?

ワーキング・ホリデー制度とは、それぞれの相手国・地域の青少年に対し、他方の文化や生活様式を理解する機会を提供し相互理解を深めることを趣旨とした制度で、休暇を目的として入国し旅行・滞在資金を補うための付随的就労を認める制度です。

つまり、これまでスペインに3ヶ月以上の長期滞在をする方法として、就労ビザの取得は非常にハードルが高いことから、就労ができない学生ビザの利用がほとんどだったのですが、このワーキング・ホリデー制度を利用することで、年齢の縛りはあるものの旅行や就学をしながら必要であれば就労をして1年間の滞在が許可されるようになるのです!

今回の協定で、スペインは日本がワーキング・ホリデー制度を導入する18番目の国・地域となりました。スペイン語圏では初めての国となります!

これは、私たち日本人だけでなく、日本へ来ることを願っているスペインの若者に対しても同じ条件が適用されます!

このワーキング・ホリデー制度の開始を契機として、日本・スペイン両国の交流が進み、更に友好関係が深まっていくことでしょう!

 

今回の協定に関する詳しい情報はこちらです。
・「ワーキング・ホリデー制度に関する日本国政府とスペイン王国政府との間の協定」(和文)
・「ACUERDO ENTRE EL GOBIERNO DEL JAPÓN Y EL GOBIERNO DEL REINO DE ESPAÑA RELATIVO AL PROGRAMA DE VACACIONES Y ACTIVIDADES LABORALES ESPORÁDICAS」(スペイン語)

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