¡¡Feliz Año Nuevo!!

明けましておめでとうございます!

スペイン語では、「明けましておめでとう!」を「¡Feliz Año Nuevo!」や「¡Próspero Año Nuevo!」と言いますが、みなさまは、どんな年越しで新年を迎えましたか?

日本では、多くの方が年越し蕎麦を食べるという習慣を持っていると思いますが、スペインでも同様に定番の新年の迎え方があります。

それは、年越しの0:00を告げる鐘の音が鳴っている間に「12粒のブドウを食べる」という習慣です!

uvas

このブドウは「幸運の12粒のブドウ」と呼ばれ、新しい年の12ヶ月を象徴しています。

多くの人が街の時計台や、時計台のある市庁舎前などに0:00近くなると集まり始め、0:00になるとそれを告げる鐘が12回鳴らされます。この鐘が鳴っている間に12粒のブドウを食べきることで、願いが叶うとか幸運が手に入ると言われているのです。

マドリッドやバルセロナなどの大都市では、このカウントダウンの様子がテレビ中継されたりしますので、自宅でブドウを食べることもできます。

 

話を聞くとそう難しいことではないように聞こえますが、実際に鐘が鳴っている短い時間の間に12粒のブドウを完食することは至難の業です!

数粒で口の中がいっぱいになってしまいますが、鐘は休みなく鳴り続けます。しかし、もう次のブドウを口に入れる余裕はないし、まだ飲み込むこともできない!といった感じで、多くの人が口をいっぱいに膨らませたおかしな顔をしていたり、吹き出してしまう人がいたり、ギブアップする人がいたりと、笑いにあふれたカウントダウンとなります。

このブドウですが、なんとしても食べきるぞ!という心構えで、事前に皮や種を外してスタンバイする人達もいます。また、場所によっては市庁舎前などで12粒のブドウが無料で配られたりもします。

そんな、ちょっとおもしろおかしいスペインの新年の迎え方ですが、新年を迎えると同時に多くの人が抱き合ったりキスをしたりしながら新しい年を祝福します。

 

私たちVAMOSも、昨年中は多くのみなさまの支えを頂き、心より感謝を申し上げます。

本年も、スペイン語とスペイン語圏の国々を愛する方々のサポートができるよう精進して参ります。今後ともスペイン語スクールVAMOSを何卒よろしくお願い致します!

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